すぴかの手術体験記

視力回復手術(ホールICL)を受け、視力が0.04→1.5になった体験レポート。細かく写真付きで書いていきます。

ICL手術のための適応検査当日のレポート

この記事の要点は

気になるワードがある場合は、以降の記事を読んでみてください。

 

■ 品川近視クリニック東京院に向かう

東京院の最寄りは有楽町駅となる。銀座口から出ると分かりやすい。
住所は「有楽町イトシア(ITOCiA) 13F」となっている。
ここで注意して欲しいのが、赤字でITOCiAと書いてあるビルでは無いということ。
赤字でITOCiAと書いてあるビルは1Fにパチ屋が入っているが、
クリニックはここではなく、ITOCiAオフィスタワーの13F = マルイビルの13Fにある。
間違えて違う入り口に辿り着いても、ちゃんと案内が出ている。

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■ 受付

適応検査の予約時間は14:00
13Fの受付に到着したのは13:40。
 
予約時間と名前を伝えると、問診票を渡された。
問診票の内容は、ざっと以下の通り。
  • 名前
  • 住所
  • 手術希望日(第3希望まで枠あり)
  • 術式について(決めている、値段と相談したい、自分に合った方法で受けたい)
  • 過去の眼科受診理由(メガネコンタクトの処方、目の病気など)
  • 過去/現在治療中の病気があるか(ある場合その病名と処方されている薬名) 
  • 目の病気をしたことあるか、その治療について(白内障、逆さまつ毛など)
  • アトピー性皮膚炎かどうか
  • 使用出来ない薬はあるか
問診票の記入を終え、受付に渡すと、待合室1で待つように言われる。
 
待合室1と書かれた部屋の中は椅子3席×14の42席ほどの空間であった。
人がたくさん居て驚いた。レーシックやICLを受ける人がこんなに居るとは。
荷物を持ったままのためスマホも触り放題だしテレビもついて適当な番組が流れていたため、退屈することは無かった。
 
検査の順番が来るとフルネームで「〇〇××様~」と検査員の方が直接呼びに来る。
会計の際は「〇〇様、〇〇××様、お会計カウンターまでお越し下さいませ」とアナウンスがかかる。
 
待合室で声がかかったのは14:20だった。

■ 検査開始

検査員の方について行くと、何やら検査用機械がたくさんある部屋に案内された。 
機械を使って検査を行うらしい。
 
  • レンズを入れる隙間があるかの検査
オレンジの光を見る。検査員の方に下まぶたと上まぶたを押さえて広げられる。
全く痛くないけど瞬きのタイミングをミスって乾燥で涙が出た。
 
  • 近視の検査
眼科でよく見る、気球がぼやけたりクッキリしたりするやつ。
 
  • 眼のカーブを測る検査
一点を見つめてると、周りの緑色のランプが点灯する。眩しくはない。
 
  • 眼圧を測る検査
みんな大嫌い、空気が出てくる検査機。片目3回、両目で計6回の空気に耐える。
 
  • 目の細胞数の検査
一点を見つめてるうちに写真が撮られる。
 
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ここで暗い検査室に移動する。
 
  • 瞳孔の検査?
気球の絵があり、ぼやけたりクッキリしたりする。周りの赤いランプが点灯する。
暗い部屋なため人によっては眩しいと感じることも。
 
  • なんかの検査(忘れた)
縦長の青いライトが光っていた。
 
  • 視力測定
これはごく普通のCマークを見て隙間の向きを伝える視力検査。
視力と乱視と、斜視の確認を行った。
 
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待合室に戻る。
 
再度名前を呼ばれ、手術説明に案内される。
 
  • 手術の説明

ICL手術の概要の説明を受ける。

 
  • 料金説明
公式HPに掲載されてる基本のプランの他、メスを使わずにレーザーで切込みを入れるプラン(+20万)やレーシックを併用するプランを案内される。
追加料金がかかるプランはトップクラスの医師が担当するとかなんとか。
オススメはされたが無理に高額プランを進めることは無かった。
ちなみにレーザーで切込みを入れるプランは乱視の方のみだそう。
メスで切込みを入れるデメリットも説明された。
(医師が手で切るため、角膜が曲がることがある…乱視度合いが変わることがある)
普通にレーザーでの切開は予算オーバーのため基本のプランを選択。
 
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待合室に戻る。
 
再度名前を呼ばれ、暗所検査室に案内される。
 
  • 目に病気がないかの検査
緑の光を見つめると、赤いレーザーのようなライトが回転する。
 
  • 目の奥行を図る検査
  • あと何か(忘れた)
どっちかで下まぶたと上まぶたを押さえられる。
 
その後、
 
  • 視力測定(2回目)
一回目の検査と検査員を変え、測定結果に間違いが無いか確認する。
 
15:40
  • 瞳孔を開く目薬を点眼する
点眼から30分で効果が出て、遠くや手元が見づらくなる。
車の運転などの予定が無いかを確認される。
30分後に次の検査で呼ぶため、その時には待合室に居るように言われる。
(時間までどこか別の場所に居ても良いとのこと)

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待合室に戻る。
 
16:13
名前を呼ばれ、目薬の効果が出ているか機械で検査される。
 
16:15
今度は待合室2で待つよう言われる。
この頃には手元が見づらくなっており、スマホの文字にピントが合わない。
 
16:43
  • 医師の診察室に案内される
目にライトを当てながら診察される。
視線を正面、上、右上、右、右下、下、左下…というように動かすよう言われる。
正面だけライトを直に見ることになるため眩しい。
 
その後、手術についての説明を受ける。概要は以下の通り。
  • レンズが回転してしまった場合、交換再手術の可能性あり
  • メスを入れる影響で角膜が歪み、乱視が出る可能性あり
  • レンズが大きすぎたり小さすぎたりする場合、交換手術の可能性あり
  • 花粉症で目が痒くなった時にこすらないこと(細胞が減るとレンズを取らなくてはいけなくなるため)
  • スポーツの有無
レンズが眼内で回転してしまう確率は0.4%
メスを入れる影響で乱視が出る確率は0.3%
とのこと。
 
16:50
待合室1で会計の待機するよう言われる。
 
17:23
  • 会計カウンターに呼ばれる
紹介割引クーポンがある場合はここか、手術日当日に提示する必要がある。
同意書や手術前3日間点眼する必要がある目薬を渡され、説明を受ける。
レンズ発注代として前金の19万円をここで支払う。
手術日はレンズが届いてから改めて決めることになる。
レンズがクリニックに届くまでの目安は1ヶ月〜2ヶ月程度。
クリニックから連絡を入れるとのこと。
 
17:30
クリニックを出る。
 
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以上が当日の流れであった。
私は2回ある検査を同日に受ける希望を出したため、トータル4時間前後かかった。
 

■ 手術費用について

私の場合はトータル60万7千円(税込)となった。
【内訳】
・近視度数 -5D以上:53万7千円
・乱視用レンズ:両目で10万円プラス
・紹介割引クーポン使用:3万円引き
 →手術受けた人から貰える
 
検査日に受けると決めた場合は、その日に前金の19万円を支払う。
残りのお金は手術当日に支払う。

■ 受け取ったもの

受け取ったものはこちら。

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①フェイキックIOL/ICL・IPCLを受けられる方へ
→レンズの料金と、取り寄せまでの期間の目安が書かれている。
②有水晶体眼内レンズ(後房型)挿入手術同意書
③フェイキック手術ガイダンス
→手術に関する各種注意事項、術後の行動制限等が書かれている。
④目薬(レボフロキサシン点眼液 1.5%)とその説明
→手術当日の3日前から1日5回(起床時・朝・昼・晩・就寝前)点眼する。

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■ レンズ取り寄せまでの目安

私は後房型(ICL)の乱視ありのため1〜2ヶ月程度となっている。
ただしこれは在庫の有無やタイミングに左右されるらしく、適応検査から4日後にはレンズが届きましたと連絡が入った。

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■ 手術日決定の電話

上で記載した通り、レンズ取り寄せまでの期間は1〜2ヶ月後と聞いていたが、

実際は適応検査から4日後に取り寄せ完了の連絡がきた。

 

この電話で

  • 手術日と時間
  • 翌日検診の時間
  • 1週間後検診の日付と時間

を決める。

1週間後検診は手術日からピッタリ1週間でなくても大丈夫。

手術も術後検診もだいたいの時間枠が決まっており、基本的に午前中である。

 

また、目薬の再説明(適応検査時に渡されたレボフロキサシン点眼液)と、

手術日から前3日間はソフトコンタクトレンズの使用を中止するよう言われる。

 

以上で、手術関連の予約が完了した。

手術当日のレポートは、別記事にまとめる。

 

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